ご挨拶

いつも三印(さんじるし)の製品をご愛顧いただき有難うございます。

弊社は大正7年の創業以来90年以上にわたり水産練製品の製造販売をいたしております。

特に主力は、牡丹焼き(ぼたんやき)と呼ばれる焼竹輪です。
これは竹輪の皮のこげ目が牡丹(ぼたん)の花びらに似て大きくきれいに見えることから、誰言うとなく呼ばれるようになりました。鮮度の良い魚肉を御影石の臼(うす)と桜の木の杵(きね)で丹念にすり、22メートルもある長い焼炉でじっくり焼きあげています。煮込んでも崩れないそのぷりぷりした弾力を是非お楽しみ下さい。

今後も味と品質にこだわり秘伝の技を発展継承させ、良い製品を皆様にお届けしたいと念願しています。

三印(さんじるし)の由来について

古来陰陽学において「三」は天・地・人をあらわす陽数です。即ち全ての現象は天の時、地の利、人の和がうまくかみあってこそ良い方向に進んでいきます。
当社は創業以来この三つの調和を経営の根本にすえています。上杉景勝の執政、直江謙続も天地人の調和を理想としていたことで知られています。

丸石について

創業者の沼田磯吉(沼田祐寛現社長の高祖父)が宮城県石巻市出身であったことから、青森で創業した時に出身地の石巻の石をとり、丸で囲んで屋号としたのが由来です。